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まあくまさこのBACK STAGE PASS☆
プロデューサーまあくまさこの表舞台と裏舞台を大公開!
まあくのカンゲキノート Vol.19

「薔薇咲き案内人」


一昨日(7月29日)の参議院選挙の結果は、まさに先の衆議院のとき、小泉さんが「郵政民営化を問う」にむりくり一本化して圧勝したのと、全く逆の立場で結果は同じ形となった。今回は「とにもかくにも自民党にはNO」である。確かにこれだけ国民馬鹿にされ、好き放題されて、それでも自民党に入れるなど、それ程国民にアホらしい深情けは、ない。投票率は58、64%。前回より選挙区で2、07ポイントのアップは、一見わずかなようだが、その差が自民を追い込んだ票、とも言えるだろう。で、チョイカンゲキ。


が、しかし、この乱暴とも言える大幅なゆり戻し。これって、キケンな人が出てくるときの前兆でもあるって、歴史は語っている。だから、そうならないよう、ここで落ち着いて、きちんと本物に政権獲れるかどうか、せっかくみんなが、2大政党誕生に賭けたのだから、民主党にはマジ、真面目に命かけてやってほしい。護憲など、言い分は共産党や社民のほうが明確に賛同できる部分はあるが、これら党のあまりの人材不足と、とにかく自民に対抗するためにはと、仕方ないか的消極的民主党票が膨れ上がった結果、だと言うこと、民主党は肝に銘じるべきだろう。今後、もっと明確に正解である自民との違い、をきっちりマニフェストに掲げ、実行して行くことだ。それで国民の信頼を深めないと、でないと、次ぎのゆり戻しがもしも起きたとしたら、それこそ“アブない国へと一直線”になる危険性がある。頭の良い小泉的なる者、が出てくるとも限らないのだから。勝っても、期待よりも不安を抱かせるところは、こちらも人材不足の感アリ、なのだろうか。


 先週、八ヶ岳で薔薇園を作っているようこちゃんという友人に招待され、瀟洒なプチホテル風別荘で大カンゲキの3日間を過ごした。煩い東京の暑さが嘘のように涼しい、どころか、朝晩などは、豪快に燃える暖炉にへばりついてて快適なほど、だ。暖炉の火を飽かず眺めながらのようこちゃんとの話しは、時節柄誰か本当に国民が信頼できる代議士のスターは現れないのかしらん、に落ち着く。何とかタイゾウくんの罪は深い、あらゆる意味で、優秀な若い人たちの政治家への夢をずたずたに壊しちゃった。とか何とか振り返ると、そこにようこちゃんのご子息トシくん。お父さん(ようこちゃんのダンナさま)と、経済の不均衡とか何とか海外の統計やら、どえらいしっかりした話をしている。お父さんも一つ一つ丁寧に説明したりして、隣でトシくんと同じアメリカンスクールの友達レイくんがふんふんと聞いている。成る程、アメリカ人の家庭などでは、よくキッチンディスカッションといって、親子で政治の話しを日常でやってる、って聞いたことあった、まさにそういう雰囲気。


そういえば、アーストラリアに留学中のまあくの次女から、先日メールで、ソ連が崩壊した一番の原因は?と聞いてきた。早速ゴルビーの存在とペレストロイカのことを返事に書いたが、次女曰く、こっちの友人やホームステイ先の家族とよく世界情勢の話しするから、また色々教えてね、だって。


うちでも、自衛隊派遣のときなど、憲法やホントの国益とは?などなど、二人の娘に話すこともあったが、ようこちゃんち見ても、成る程“教育”がいかに大事かがよくわかる。今の私たちの年代から下の母親たち、父親たち、かれらが子供たちをどう育てるか。受験頭だけでなく、どう世界を見て、どう日本を見て、どう考える子供たちを育てるか。多分、本物の政治家待望の実現は、政治家2世でも3世でもなく、まっとうに世の中見てる両親の子供たち、その世代に期待できるのかもしれない。


 「私たちは良い薔薇が咲く所に住む。世界中、まさに薔薇が水先案内人をしてくれるの」ようこちゃんの素敵な言葉は、そのまま薔薇が咲き誇ることの出来る「平和な世界」を築く。そういえば随分と前「国境の白い薔薇」というフォークソングがあった。二つの国の二人の兵士が、白い薔薇をはさんでの友情の歌だった。


PS ようこちゃんちの薔薇は「タンゴモデルナ」「ムーングレード」「コーセーアンニュアージュトーク」のステージを見事にいつも飾ってくれてる皆さんも良くご存知の「Asaoka Rose」の薔薇です。


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